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    2024.12.19

    脳の健康状態をスマートフォンやパソコンで手軽に計測できるWEBアプリを開発 地域の従業員向けに『クイックBHQドック』サービスとしてトライアル開始

    報道関係者各位

    2024年12月19日

    BHQ株式会社
    パナソニック ホールディングス株式会社

    脳の健康状態をスマートフォンやパソコンで手軽に計測できるWEBアプリを開発
    地域の従業員向けに『クイックBHQドック』サービスとしてトライアル開始

    (PDF版はこちら)

     BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役:川森 雅仁)とパナソニック ホールディングス株式会社(大阪府門真市、代表取締役:楠見 雄規、以下 パナソニックHD)プロダクト解析センターは、一般社団法人ブレインインパクト(京都府京都市、理事長:山川 義徳、以下 ブレインインパクト)監修の下、脳の健康状態の指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)を、推定値としてWEB上で手軽に計測できるWEBアプリを新たに開発し、『クイックBHQドック』サービスとして自治体を通じた地域の中小企業の従業員向けにトライアルサービスを12月より開始いたします。
     BHQは本来MRI測定による脳画像データから算出される指標ですが、2023年に開発した顔映像からBHQを推定する「推定BHQ」計測器をWEBアプリ化することにより、どこでも、誰でもが手軽に計測できるようになりました。企業における健康経営の必要性が叫ばれる中、『クイックBHQドック』サービスによって、従業員のウェルビーイングをサポートしていく予定です。

    図1 『クイックBHQドック』サービス

    ■開発の経緯
     BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、ブレインインパクトの理事長である山川義徳氏を中心に、脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発された脳の健康状態を表す国際標準指標です。この指標を活用して、BHQ株式会社では、全国の病院でBHQを計測できる『BHQドック』サービス(MRI撮像とBHQ計測をセットにしたもの)を展開し、パナソニックHD プロダクト解析センターでは、顔表情から脳の健康状態を推定する「推定BHQ」計測器を開発してきました。今回、パナソニック HDの技術をベースとし、これまで「推定BHQ」計測器として専用デバイスで提供していた同様の機能を、WEBブラウザ上で動作するWEBアプリを開発いたしました。

    ■『クイックBHQドック』サービスの特徴
     『クイックBHQドック』サービスでは、スマートフォンやパソコン上のカメラを活用して、4パターンの表情を計測することで、その表情からBHQを推定し、その結果をクイックBHQドックレポートとして返却します。現在BHQ社が提供している精密な計測を行う『BHQドック(参考)』サービスは、計測に30分~1時間ほどかかり、MRI費用などが相応にかかりますが、簡易な計測を行う『クイックBHQドック』サービスでは、2分ほどで計測が完了し、大幅な低コストが可能になっています。そのため、手軽に毎日でも脳の健康管理をセルフチェックすることが可能です。
     さらに、BHQを高めるための行動である『BHQ Actions』もレポートの中でお知らせいたします。それによって、どのようにしたらBHQが向上するかを知ることができ、健康行動をすぐにでも実践することができます(図2,3)。

    図2 クイックBHQドックサービスでの計測イメージ

    図3 クイックBHQドックレポート イメージ

    ■自治体を通じた中小企業の従業員向けサービスとしての提供
     これまでの脳科学研究論文(*)を通じて、幸福感、ワークエンゲージメントのような心の状態とBHQが関連していることが明らかになっています。従業員がいきいきと働き続けるためには、企業として、このような従業員の心の状態をケアしていくことが求められていることから、企業のための従業員向けの支援サービスとして、『クイックBHQドック』サービスを提供していく予定です。
     その第一弾として、福利厚生サポートの充実度が課題となっている、地域の中小企業向けに提供を進めていきます。具体的には、ブレインインパクトが脳の健康づくりに関する研究協定を締結している(一部予定も含む)5つの自治体(宮崎県都農町、愛媛県松前町、長野県野沢温泉村、福島県楢葉町、京都府久御山町)を通じて、中小企業の従業員向けにトライアルサービス提供してまいります。

    『クイックBHQドック』サービスにご関心のある自治体・企業様からのお問合せをお待ちしています
    <お問い合わせ先>
    BHQ株式会社
    E-mail:bhq@bi-lab.org
    URL:https://www.bhq.co.jp/

    *:参考論文
    ・Kokubun K, Nemoto K, Yamakawa Y.(2022) Brain conditions mediate the association between aging and happiness. Scientific reports, 12(1),1-15.
    ・Kokubun, K, Ogata, Y, Koike, Y, & Yamakawa, Y. (2020). Brain condition may mediate the association between training and work engagement. Scientific Reports, 10(1), 1-13.

    【関連情報】
    ◇BHQ株式会社(https://www.bhq.co.jp/)
    脳の健康管理指標であるBHQを誰もが簡単に使えるためのプラットフォームを提供すべく、様々なライフスタイルによって楽しみながら脳の健康管理ができることを目指しています。

    ◇パナソニック ホールディングス株式会社 プロダクト解析センターについて
    (https://holdings.panasonic/jp/corporate/pac.html)
    今回開発した顔の表情による「推定BHQ」計測器について、スマホアプリなどでの簡易な計測の実現を行っていくと共に、企業や自治体などを対象に社員や住民の脳の健康管理に用いていただけるよう、商用化を行うことも検討しています。

    ◇一般社団法人ブレインインパクトについて(https://www.bi-lab.org/)
    脳の健康管理指標BHQに関連する各種取り組みについての国際標準化活動を推進すると共に、脳情報のデータベースを公的共用リソースとして提供しています。今回の研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。

    (参考)『BHQドック』サービス提供施設リスト(2024年12月13日時点)

                        【東京都】
                        ・林脳神経外科メディカルクリニック(杉並区)
                        ・あそか病院(江東区)
                        ・Seeds Clinic 新宿三丁目(新宿区)
                        ・恩田メディカルプラザ(世田谷区)
                        ・ふくろうクリニック自由が丘(世田谷区)
                        ・九段クリニック(千代田区)
                        ・八王子クリニック新町(八王子市)
                        ・LOCO SCAN CLINIC(目黒区)
                        【埼玉県】
                        ・鈴木脳神経外科(川越市)
                        ・さいたまセントラルクリニック(さいたま市大宮区)
                        ・新都心たざわクリニック(さいたま市中央区)
                        【愛知県】
                        ・高木外科内科医院(岡崎市)
                        ・野々村クリニック(名古屋市瑞穂区)
                        ・勝川脳神経クリニック(春日井市)
                        ・メドック健康クリニック(名古屋市昭和区)
                        ・AOI名古屋病院(名古屋市東区)
                        【大阪府】
                        ・桜十字グランフロント大阪クリニック(大阪市北区)
                        ・ラジオロジークリニック扇町(大阪市北区)
                        ・梅田東画像診断クリニック(大阪市北区)
                        ・くずは画像診断クリニック(枚方市)
                        ・そばじまクリニック(東大阪市)
                        【京都府】
                        ・御池クリニック(京都市中京区)
                        【兵庫県】
                        ・神戸リハビリテーション病院(神戸市北区)
                        ・ひろクリニック(神戸市中央区)
                        【高知県】
                        ・愛宕病院(高知市)
                        【福岡県】
                        ・おばた内科クリニック(福岡市早良区)

  • 2024.12.12

    11月29日オープン東京都主催未来の技術を体験できる新拠点『Tokyo Mirai Park』にてBHQ体験の常設を開始

    報道関係者各位

    2024年12月12日
    BHQ株式会社
    一般社団法人ブレインインパクト

    11月29日オープン 東京都主催 未来の技術を体験できる
    新拠点『Tokyo Mirai Park』にてBHQ体験の常設を開始

     

    (PDF版はこちら)

     BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役:川森 雅仁)は、一般社団法人ブレインインパクト(京都府京都市、理事長:山川 義徳)と連携して、東京都が推進する東京ベイeSGプロジェクトの新たな発信・交流拠点 『Tokyo Mirai Park』(日本科学未来館)にて、BHQ体験の提供を11月29日から開始しました。

     BHQ体験では、国立大学法人神戸大学 DX・情報統括本部の藤井信忠教授、渡邉俊介学術研究員と連携して開発したBHQ Searchを用いて、東京都から提供いただいた様々な「未来の東京」のイメージが脳に与える幸福感を測定します。体験では4つの「未来の東京」イメージを15秒ずつご覧いただき、どの「未来の東京」がご自身の最も脳を喜ばすかを、スマートグラスを用いたBHQ推定によって測定します。さらに、心理と脳部位の相関が明らかになっている項目から、創造性や、意欲、自己肯定感等を高める「未来の東京」も測定することが出来ます。脳が好む「未来の東京」1位と2位に加えて、自分の好む「未来の東京」1位と2位が表示されるようになっており、これにより、自分の好みと脳の好みのギャップも知ることが出来ます。(図1)

    図1:「未来の東京」のイメージを用いたBHQ Search

     東京ベイeSGプロジェクトは、東京ベイエリアを舞台に、50年・100年先までを見据えたまちづくりを構想するプロジェクトで、「『未来の東京』戦略」(東京都、2021年3月策定)においても主要プロジェクトの一つとして位置づけられています。このプロジェクトの一環として、11月29日に新たな発信・交流拠点「Tokyo Mirai Park」が日本科学未来館にオープンしました。本施設では、持続可能な未来の都市実現に向けた先進技術やサービスの展示・実証が行われ、その1つとしてBHQ体験が、日本科学未来館の1階スペース「Park」にて、常設されています。(図2)

    図2:BHQ Search体験の展示の様子

    BHQ社は今後も脳の健康を通じて、持続可能な未来の都市実現に貢献していく予定です。

    ■開催概要
    オープン日:2024年11月29日(金)~
    会場:日本科学未来館 1階 (Tokyo Mirai Park)
    開場時間:午前10時から午後5時まで ※毎週火曜日休館
    入場料:無料
    報道発表資料:「東京ベイeSGプロジェクト」の新たな発信・交流拠点を設置します!
    https:/www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/09/18/05.html

    ■お問い合わせ先
    BHQ株式会社
    E-Mail:bhq@bi-lab.org

    BHQ株式会社について(https://www.bhq.co.jp/)
     BHQ株式会社は、内閣府ImPACT山川プログラムにおいて開発された脳の健康指標BHQを基盤として、コンサルティングサービスの提供および異業種のコンソーシアムを運営しています(32社の民間企業および 10 の自治体や大学が参加)。37 の MRI を保有する大学、病院に BHQ ドックシステムを提供しています。

    一般社団法人ブレインインパクトについて(https://www.bi-lab.org/)
     一般社団法人ブレインインパクトは脳の健康管理指標BHQに関連する各種取り組みについての国際標準化活動を推進すると共に、脳情報のデータベースを公的共用リソースとして提供しています。今回の研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。ブレインインパクト理事長の山川は以下役職も兼務しています。
    ・東京工業大学科学技術創成研究院バイオインターフェース研究ユニット特定教授
    ・京都大学ブレインヘルスケア・ビジネスエコシステム寄附講座特命教授
    ・神戸大学産官学連携本部客員教授

    東京ベイeSGプロジェクト(https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/esgpartners/)
     東京都では、ベイエリアを舞台に、50年・100年先を見据えて持続可能な都市を構想する「東京ベイeSGプロジェクト」を推進しています。本構想の実現に向け、最先端テクノロジーを実装する「先行プロジェクト」を令和4年度から展開しています。

  • 2024.05.02

    東京都など主催「SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム」へBHQ技術を活用した”ヒラメキジム”のコンセプトモデルを発表

    報道関係者各位

    2024年5月2日

    BHQ株式会社
    一般社団法人ブレインインパクト

    東京都など主催「SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム」へ

    BHQ技術を活用した”ヒラメキジム”のコンセプトモデルを発表

    (PDF版はこちら)

     BHQ 株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役︓川森 雅仁)は、一般社団法人ブレインインパクト(京都府京都市、理事長︓山川 義徳)と国立大学法人神戸大学産官学連携本部の冨田克彦客員教授、DX・情報統括本部の藤井信忠教授、渡邉俊介学術研究員の協力の元、国際標準規格である脳の健康指標「BHQ」に関する可視化技術を用いた、子供向けの「ヒラメキジム」のコンセプトモデルを発表しました。ヒラメキジムには、ヒラメキ易い状態にあるかを確認できる“ヒラメキチェック”、ヒラメキを高めるのに最適なスポーツが何かを発見できる“ヒラメキスポーツテスト”の 2 つのプログラムがあります。本コンセプトモデルは、東京都などが主催する SusHi Tech Tokyo 2024のショーケースプログラムの中で、日本科学未来館にて4月27日から5月26日まで展示されます。 

    図. ヒラメキジムブースイメージ (左側:ヒラメキスポーツテスト、右側:ヒラメキチェック)

     ヒラメキジムは、内閣府ImPACT山川プログラムにおいて、開発・国際標準化された脳の健康仕様であるBHQ(Brain Healthcare Quatient)を可視化する技術を転用して、子供たちのヒラメキを支えるコンセプトモデルとなっております。ヒラメキの見える化として、BHQの高さと好奇心や根気、モチベーションの高さなどが関係していることが明らかになっているため、BHQの値を基にヒラメキの程度として概算表示しています。

    【ヒラメキジム詳細】

    ■ヒラメキチェック:画面に表示された指示に従い顔表情を4つ作ると現在のBHQが計測され、今のヒラメキ状態がどれくらいか確認することができます。さらに、ヒラメキに重要なアイディアの生成・選択・精緻化に適した状態かどうかについても、ウキウキ度、ワカル度、ピカピカ度として確認することが出来ます。

    図. ヒラメキチェック概要

     

    ■ヒラメキスポーツテスト:スマートグラスを装着し、ダーツ(集中力)、ロデオ(耐久力)、ロボバトル(競争力)のスポーツ中のBHQを計測することで、どんなスポーツをしているときに、自分がヒラメキ易いか見つけることができます。これによって、アイディアを生み出したいときに、自分のヒラメキタイプである集中型、耐久型、競争型のスポーツを実践してみるきっかけになることを期待しています。

    図. ヒラメキスポーツテスト概要

     これらは、研究途上の内容を含んでおり、あくまでもコンセプトモデルになっていますが、さらに研究を進め、子供たちの創造性を育むための脳科学応用を進めていく計画です。

     

    お問い合わせ先

    BHQ株式会社

    E-mail:bhq@bi-lab.org

    URL:https://www.bhq.co.jp/

     

    <ご参考>

    SusHi Tech Tokyo 2024 SHOWCASE PROGRAMウェブサイト

    https://www.sushitechtokyo2024-sc.metro.tokyo.lg.jp/

    ヒラメキジム紹介ページ

    https://www.sushitechtokyo2024-sc.metro.tokyo.lg.jp/module/booth/228110/211420/

     

    BHQ株式会社(https://www.bhq.co.jp/)について

    BHQ株式会社は、内閣府ImPACT山川プログラムにおいて開発された脳の健康指標BHQを基盤として、コンサルティングサービスの提供および異業種のコンソーシアムを運営しています(32社の民間企業および10の自治体や大学が参加)。37のMRIを保有する大学、病院にBHQドックシステムを提供しています。

     

    一般社団法人ブレインインパクト (https://www.bi-lab.org/)について

    一般社団法人ブレインインパクトは脳の健康管理指標 BHQ に関連する各種取り組みについての国際標準化活動を推進すると共に、脳情報のデータベースを公的共用リソースとして提供しています。今回の研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。

     

    SusHi Tech Tokyo 2024 | Sustainable High City Tech Tokyoについて

    SusHi Tech Tokyo 2024は、世界共通の都市課題解決に向けた東京発のイノベーションを創出するとともに、未来の都市モデルを発信する国際イベントです。世界五大陸の都市のリーダーが集う「シティ・リーダーズプログラム」、アジア最大規模のスタートアップイベント「グローバルスタートアッププログラム」、未来の都市モデルを発信する「ショーケースプログラム」の3つを開催します。ショーケースプログラムでは、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリア、有明アリーナの4つの会場で、”2050年の東京”を体感できるプログラムを実施します。

     

  • 2024.03.27

    BHQ社、PwCコンサルティング合同会社の健康経営の高度化を支援するサービスに『BHQ Forecast』を提供

    報道関係者各位

    2024年3月27日

    BHQ株式会社

    BHQ社、PwCコンサルティング合同会社の

    健康経営の高度化を支援するサービスに『BHQ Forecast』を提供

    (PDF版はこちら)

    BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役:川森 雅仁)は、PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明、以下「PwCコンサルティング」)が2024年4月1日から開始する、国際標準化された脳の健康状態の指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)を活用して企業の健康経営を支援するサービスに、スマートグラスから脳の幸福感を推定する『BHQ Forecast』を提供することになりましたので、お知らせします。

    ■『BHQ Forecast』とは

    BHQは脳の健康状態を表す指標であり、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長)氏を中心に、脳科学者や医師の先生方の知見を反映して開発された指標です。この指標を活用した、『BHQ Forecast』では、ユーザにスマートグラスをかけてもらうことで、自然な動作中の視線の動きや瞬きの情報から、3分毎にBHQを推定することが可能です。一般社団法人ブレインインパクトの監修のもと、国立大学法人神戸大学と連携して開発いたしました*1

    本来、BHQはMRI計測による脳画像データから算出される指標ですが、『BHQ Forecast』では、簡易にかつ、自然な動作中のBHQを測定できることができます。また、推定するBHQは、脳の神経線維の健康度を表すBHQであり、これまでの研究から『幸福感』と相関することが明らかになっています*2。そのため、『BHQ Forecast』を活用することで、脳からみた幸福感を可視化することができます。

    図1 『BHQ Forecast』の特徴

    ■PwCコンサルティングが提供する、BHQを活用した企業の健康経営を支援するサービス

    PwCコンサルティングが提供するBHQを活用した企業の健康経営を支援するサービスは、BHQ株式会社らが提供するBHQ関連サービスと、そこから得られるデータに基づいた職場の実態把握や改善のための施策の検討、効果測定などのコンサルティングサービスを組み合わせて提供されるものです。例えば業務中のBHQを推定し、働く時間や場所、部署間によるその変化や違いを計測、分析することで、何が脳の健康に良いか悪いかを探ることができるようになります。

    具体的なサービスイメージは下記です。

    • 定期メンタルヘルスチェック

    定期的に従業員の脳の健康状態を確認することで、職場環境の悪化を未然に検知し、改善につなげます。

    • 自分に合う幸せな仕事の発見

    従業員が最もパフォーマンスを発揮できる環境を探るとともに、脳が喜ぶ最適な仕事を見つけ出すことを支援します。

    • 研修プログラムの評価

    「研修プログラムでどのような成果が得られたか」といった客観的な評価が難しいものに対して、推定BHQから分かる「やる気」「感情多様性」「自己肯定感」などを軸に、各プログラムが狙い通りの効果をもたらしているか、効果があるのはどのような役職や職種なのかを把握します。

    <適用領域例>    

     ・リモートワークによって低下しがちな、従業員のモチベーションをセルフチェックできるようにサポート

     ・従業員一人一人に合う仕事を見つけることで、配属やチーム編成を最適化

     ・役員候補者を育成する上で、求められるマインドセットを充足するプログラムを選定

     ・人的資本の情報開示における指標の一つとして活用し、従業員のウェルビーイングを推進

    図2PwCコンサルティングが提供する、BHQを活用した企業の健康経営を支援するサービス

    (PwCコンサルティングプレスリリースより引用)※画像はイメージです。

    今後について

     BHQ株式会社は、PwCコンサルティングが提供するBHQを活用した企業の健康経営を支援するサービスに、『BHQ Forecast』を提供することで、多様な企業のニーズに応じたウェルビーイングの推進とその先にある企業価値の向上に貢献してまいります。

    お問い合わせ先

    BHQ株式会社

    E-mail:bhq@bi-lab.org

    URL:https://www.bhq.co.jp/

    ■用語解説

    *1:参考論文

    ・Kokubun K, Nemoto K, Yamakawa Y.(2022) Brain conditions mediate the association between aging and happiness. Scientific reports, 12(1),1-15.

    *2:参考論文

    計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2023 (SSI2023)、ウェアラブルデバイスを用いた脳の健康指標BHQ 推定手法 渡邉俊介、藤井信忠、山川義徳、冨田克彦、渡邉るりこ

    企業について

    企業名 :BHQ株式会社

    代表者 :川森 雅仁

    本社所在地 :埼玉県 さいたま市北区 奈良町 90番地7

    設立 :2019年5月

    URL :https://www.bhq.co.jp/

    事業内容 :脳情報に関わるコンサルティングサービスの提供

  • 2024.03.21

    神戸大と共同して、スマートグラスから脳の幸福感を測定するアルゴリズムを開発、今春『BHQ Forecast』としてサービス開始

    報道関係者各位

    2024年3月21日

    BHQ株式会社

    神戸大と共同して、スマートグラスから脳の幸福感を

    測定するアルゴリズムを開発、今春『BHQ Forecast』としてサービス開始

    (PDF版はこちら)

    BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役:川森 雅仁)は、国際標準化された脳の健康状態の指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)を活用し、スマートグラスから脳の幸福感を推定するアルゴリズムを、一般社団法人ブレインインパクトの監修のもと、国立大学法人神戸大学産官学連携本部の冨田克彦特命教授、DX・情報統括本部の藤井信忠教授、渡邉俊介学術研究員と連携して開発いたしました。今春から、本アルゴリズムを搭載したサービスを、『BHQ Forecast』として提供開始することになりましたので、お知らせします。

    ■開発の経緯

    BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長)氏を中心に、脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発された脳の健康状態を表す指標です。この指標を活用して、BHQ株式会社では、全国の病院でBHQを測定できる『BHQドック』サービスの展開や、パナソニックホールディングス株式会社プロダクト解析センターと連携して、顔表情から脳の健康状態を推定する『推定BHQ』計測器を開発してきました。

    今回、神戸大学と連携して、自然な動作中の視線の動きや瞬きの情報から、BHQを時系列で推定できるアルゴリズムを開発し*1、当該アルゴリズムを搭載したサービスとして『BHQ Forecast』の提供を開始いたします。

    ■『BHQ Forecast』の特徴

    『BHQ Forecast』では、ユーザにスマートグラスをかけてもらうことで、3分毎に時系列でBHQの推定が可能です。BHQは本来MRI計測による脳画像データから算出される指標ですが、『BHQ Forecast』では、簡易にかつ、自然な動作中のBHQを測定できることができます。また、推定するBHQは、脳の神経線維の健康度を表すBHQであり、これまでの研究から『幸福感』と相関することが明らかになっています*2。そのため、『BHQ Forecast』を活用することで、脳からみた幸福感を可視化することができます。

    図1 スマートグラスから、脳の幸福感を時系列で推定

    ■『BHQ Forecast』の活用シーン

    シーン1)消費者の潜在的な幸福感を可視化することで、商品販促の支援に

    商品選択時に、どの商品を見ている・使っている時に一番幸福感が高いかを『BHQ Forecast』によって可視化することで、商品購入の後押しに活用することができます。特に購入時に迷うことが多い、高額商品や非機能商品、複合的な要素が多い商品など、消費者の好みが反映される商品に最適です。例えば、家を選ぶ際の内見時に『BHQ Forecast』を活用することで、どの家にいるときに一番脳の幸福感が高いかを可視化できます。その結果をお見せすることで、消費者の商品選択の後押しになり、購入のきっかけを作ることができます。 

    図2『BHQ Forecast』活用シーン例:商品販促シーン 

    シーン2)その瞬間の幸福感を反映した商品を提供することで、利用継続の支援に

    ユーザの幸福感の状態をモニタリングし、その結果に応じて、提供する商品や情報を変えることで、商品への満足度を高め、利用継続を促すことができます。特に、ユーザと継続的なコミュニケーションをとるサービスや種類が多様な商品に最適です。例えば、学習時に『BHQ Forecast』を活用することで、幸福度が低い時は易しい問題を、幸福感が高い時には難しい問題を提供することで、学習の継続を支援することができます。

    図3:『BHQ Forecast』活用シーン例:利用継続促進シーン

    『BHQ Forecast』にご関心のある企業様からのお問合せをお待ちしています

    <お問い合わせ先>

    BHQ株式会社

    E-mail:bhq@bi-lab.org

    URL:https://www.bhq.co.jp/

    ■用語解説

    *1:参考論文

    ・Kokubun K, Nemoto K, Yamakawa Y.(2022) Brain conditions mediate the association between aging and happiness. Scientific reports, 12(1),1-15.

    *2:参考論文

    計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2023 (SSI2023)、ウェアラブルデバイスを用いた脳の健康指標BHQ 推定手法 渡邉俊介、藤井信忠、山川義徳、冨田克彦、渡邉るりこ

    企業について

    企業名 :BHQ株式会社

    代表者 :川森 雅仁

    本社所在地 :埼玉県 さいたま市北区 奈良町 90番地7

    設立 :2019年5月

    URL :https://www.bhq.co.jp/

    事業内容 :脳情報に関わるコンサルティングサービスの提供

  • 2024.02.27

    内閣府主催の第6回日本オープンイノベーション大賞において 「選考委員会特別賞」を受賞

     

    報道関係者各位

    2024年2月27日
    BHQ株式会社

    (PDF版はこちら)

     BHQ株式会社は、内閣府が主催する「第6回日本オープンイノベーション大賞」において、一般社団法人ブレインインパクト、神戸大学との「日本発の脳健康産業の創出に向けた“BHQ Actions~楽しく無理なく脳を健康にするための 18 の行動指針~”の社会実装」の取り組みが「選考委員会特別賞」を受賞しました。

    写真.左から冨田特命教授、岡本副社長、山川理事長、各務選考委員会主査

     日本オープンイノベーション大賞は、産官学が組織の壁を越えてイノベーション創出に挑戦するプロジェクトにおいて、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取り組みを政府が表彰するものです。本表彰は、イノベーション創出を巡る競争が国際的に激化する中、日本のオープンイノベーションのさらなる推進をめざして平成30年度にスタートしました。研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会課題の解決や新たな価値の創造につなげることが重要な課題となる中で注目されています。

     このたび受賞した取り組みは、メンタルケア、認知症という社会課題に対して、国際標準に承認された脳の健康指標BHQに基づき行動指針「BHQ Actions」をまとめ、様々なステークホルダが連携できるオープンイノベーションプラットフォーム、ハブ機能を実現したものです。異分野の研究および民間企業、自治体と様々なステークホルダが連携している点が高く評価されました。

    図. 第6回日本オープンイノベーション大賞 受賞取組・プロジェクトの概要資料より当取組について

     今後もオープンイノベーションの連携を通じて、科学的根拠や事業性確立などの補完を進め、メンタルケア、認知症という社会課題の解決を目指して参ります。

    【受賞概要】

    ■受賞名

    第6回日本オープンイノベーション大賞

    ■受賞案件

    日本発の脳健康産業の創出に向けた「BHQ Actions~楽しく無理なく脳を健康にするための 18 の行動指針~」の社会実装

    ■受賞者

    山川 義徳((一社)ブレインインパクト理事長/京都大学特命教授/神戸大学客員教授/東京工業大学特定教授)

    川森 雅仁(BHQ(株) 代表取締役社長/慶応大学特任教授)

    岡本 摩耶(BHQ(株) 取締役副社長/京都大学客員教授)

    冨田 克彦(神戸大学 産官学連携本部 特命教授)

    藤井 信忠(神戸大学 DX・情報統括本部情報基盤センター 教授)

    ■取り組み内容

    概要

    国際標準に承認された脳の健康指標 BHQ を用いた研究を基盤に、脳を健康にするための 7 カテゴリー/18行動指針からなる「BHQ Actions」を策定。様々な民間企業が採用することで、科学的根拠に基づいた研究開発や商品企画を高速かつ低コストで実現することが可能に。

    目的

    企業による多様な商品の提供を通じて人々の脳の健康を支えることでメンタルケアと認知症予防をサポートし、医療費介護費の削減を目指す。その中で異業種企業とのオープンイノベーションを推進し、日本発の脳健康産業の創出につながるビジネスエコシステム形成を目指す。

    内容

    「BHQ Actions」を用いて民間企業や自治体から提供されるフィールドを活用し、異分野の研究者が様々な研究を進め、成果を広く共有している。研究成果を参考に各企業の強みを活かした多様な製品群を様々なシーンや場所で利用できる相互補完的かつ共進化的な活動を推進。

    効果

    ・10 の研究機関、33 の民間企業及び、10 の自治体、30 の病院との連携を実現。

    ・ 3 年後に 30 の研究機関、100の民間企業、5年後に50の自治体、150の病院を目標。

    お問い合わせ先

    BHQプロジェクト事務局
    問い合わせ先:bhq_contact@bi-lab.org

    <ご参考>

    ==================

    日本オープンイノベーション大賞ウェブサイト( https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/

    BHQ Actionsについて(https://www.bi-lab.org/bhq-actions
    脳科学の専門家であるBHQプロジェクトメンバーが中心となり、脳の健康維持や向上に有効であることが学術的に示されている生活習慣や心理特性から、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」を18個抽出したものです。

    ・BHQ Actions作成の目的
    超高齢社会のわが国では、認知症など、脳の健康を脅かす病気が社会問題化しています。BHQ Actionsは、広く一般の人々に、科学的に脳の健康に良いとされる習慣を知ってもらうことで、自ら脳に良い行動をとれるようにするために作成しました。

    ・BHQ Actionsの広がり
    BHQ Actionsは、”ブレイン”ヘルスケアに関心がある団体、企業にも広く利用してもらうことを想定しています。私たちが、科学論文をもとに策定した「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」はあくまで指針にすぎません。BHQ Actionsに基づいて、団体・企業・個人それぞれの立場から、脳にいいモノ(製品やサービス)・脳にいいコト(生活習慣や体験)を考えるきっかけとしてもらいたいと思います。

    表.BQH Actions 18行動指針

  • 2023.09.11

    京都府久御山町内の脳の健康に向けた地域の取り組みやサービスをまとめた 「BHQ Actions in 久御山町」を発表

     

    報道関係者各位

    2023年9月13日
    BHQ株式会社
    一般社団法人ブレインインパクト
    久御山町

     久御山町(京都府久世郡、町長:信貴康孝)では、この度一般社団法人ブレインインパクト(京都府京都市、理事長:山川義徳 以下、ブレインインパクト)監修のもと、BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:川森雅仁 以下、BHQ社)の協力を経て、久御山町内の活動やサービス・産業について脳の健康に向けた取り組みと関連するものをまとめた「BHQ Actions in久御山町」を作成したため、発表いたします。

    久御山町では、BHQ社が株式会社ベスプラと連携し提供している、脳の健康維持を促進する取り組みとして、久御山町の町民向け事業『脳の健康状態の見える化による健康増進アプリプログラム』を導入し、「脳にいいことはじめましょう」事業*1を実施しております。

    この度、久御山町及びBHQ社では、「脳にいいことはじめましょう」事業に関連して、ブレインインパクトが発表した脳科学の研究・調査結果から脳の健康に良い18の行動指針「BHQ Actions」*2を用いて、久御山町内の活動やサービス・産業について脳にいい取り組みと関連するものをまとめた「BHQ Actions in久御山町」を作成いたしました。

    本取り組みは、京都府久御山町が初めて日本の自治体として地域の活動や行動について脳の健康に向けた取り組みと対応する観点でとりまとめたものとなります。

    BHQ Actions in 久御山町

    • 下記に示す10の取り組みについて、「BHQ Actions」18の行動指針のうち、関連する行動指針が書かれたアイコンをそれぞれ写真の右側に貼付しています。
    • 複数の行動指針と関わる取り組みについては、最も関わりが深いアイコンを1つと、その他関わりのあるアイコンを、小さく1~2個示しています。

    ■「脳にいいこと はじめましょう」
    脳の健康度の推定機能を付けた健康増進アプリを住民向けに公開


    ■「歩くまち くみやま 歩くまち宣言記念イベント」
    「歩く」ことを楽しみながら健康増進を図るイベントを開催します

    ■「歩くまち くみやま シンポジウム」
    「歩く」ことで期待できる効果などについて学びます

    ■「歩くまち くみやま ウォーキングインストラクター養成講座」
    「歩く」ことを通じて、地域の健康をサポートする人を養成します

    ■「歩くまち くみやま 歩く拠点認定制度」
    「歩く」ことを応援して下さる町内企業・団体を”歩く拠点”として認定します

    ■「農産物直売所 旬菜の里」
    府内屈指の京野菜の産地で作られた豊富な農産物の品揃えをお楽しみください

    ■「古社寺に出会うツアー」
    町内の古社寺を歩いて巡り、文化財を通じて本町の魅力を再発見する見学ツアー

    ■「くみやま まちのがっこう」
    “まちのにわ”構想に基づく再整備を見据え、中央公園を様々に活用し、様々な体験交流活動を行います

    ■「町民運動会」
    こどもから大人までスポーツに親しみながら地域の交流を深めます

    ■「国際交流イベント」
    言語や文化の異なる外国人との交流を通じて、異文化への理解と地域での交流の輪を深めます

     久御山町およびブレインインパクトでは、BHQを活用し脳の健康に向けた取り組みの啓発を通して、自治体や企業・健康保険組合などと連携しながら今後大きな社会課題となる脳の健康の維持に向け、住民の健康促進はもちろん、脳の健康の観点での地域産業の活性化にも貢献できるよう取り組みを進めてまいります。

     

    *1 久御山町事業の詳細につきましては、以下のリンクを参照ください。
    https://www.town.kumiyama.lg.jp/0000005094.html

    *2 BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。

    BHQ Actions につきましては、以下のリンクを参照ください。
    https://www.bi-lab.org/bhq-actions

     

    お問い合わせ先

    BHQプロジェクト事務局
    問い合わせ先:bhq_contact@bi-lab.org

    <ご参考>

    ==================
    一般社団法人ブレインインパクト(https://www.bi-lab.org/)
     一般社団法人ブレインインパクトは脳の健康管理指標BHQに関連する各種取り組みについての国際標準化活動を推進すると共に、脳情報のデータベースを公的共用リソースとして提供しています。今回の研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。ブレインインパクト理事長の山川は以下役職も兼務しています。
    ・東京工業大学科学技術創成研究院バイオインターフェース研究ユニット特定教授
    ・京都大学ブレインヘルスケア・ビジネスエコシステム寄附講座特命教授
    ・神戸大学産官学連携本部客員教授

    BHQ株式会社https://www.bhq.co.jp/
    事業内容:
    ・内閣府ImPACT山川プログラムにおいて開発された脳の健康指標BHQを基盤として、コンサルティングサービスの提供及び異業種のコンソーシアムを運営。(32社の民間企業及び10の自治体や大学が参加。)
    ・37のMRIを保有する大学、病院にBHQドックシステムを提供。

    企業名 :BHQ株式会社
    代表者 :川森 雅仁
    本社所在地:埼玉県 さいたま市北区 奈良町 90番地7
    設立:2019年5月
    URL :https://www.bhq.co.jp/
    事業内容:脳情報に関わるコンサルティングサービスの提供

     

  • 2023.08.09

    海外駐在員の異文化適応に関する脳科学研究にBHQ Actionsを網羅した初のスマートフォンアプリ『Braincure』β版を提供

    研究協力いただける、米国シリコンバレー周辺の駐在員を募集します~

    報道関係者各位

    2023年8月9日
    BHQ株式会社
    株式会社ベスプラ

    (PDF版はこちら)

     BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役:川森 雅仁)は、一般社団法人ブレインインパクト(理事長:山川 義徳、以下:ブレインインパクト)が実施する、海外で活躍されている駐在員の異文化適応を脳科学の観点から明らかにする研究に、脳の健康改善アプリ『Braincure』β版を株式会社ベスプラ(東京都渋谷区、代表取締役CEO:遠山 陽介、以下:べスプラ)と連携して提供することで、研究を支援します。

    ■研究の目的・概要

     海外駐在員には、自国文化とは異なる環境への適応性を示す「異文化適応」の高さが求められます。本研究では、海外駐在員の異文化適応を脳科学の観点から明らかにしていきます。さらに、異国での駐在は心理的なストレスも多く、脳に負担がかかっていることも想定されることから、脳を健康に保つことで、現地でのパフォーマンスを維持、向上できるかの効果分析も行います。

     本研究は、米国カリフォルニア州ベイエリア周辺(シリコンバレー周辺)に在住の日系企業駐在員の方を対象に、①MRI撮像と国際標準化された脳の健康指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)*解析、②脳の健康改善アプリの利用とオンラインアンケートの大きく2つの内容を実施します。参加いただいた方には、MRI撮像から計算された脳の健康状態レポート、BHQレポートを個別にご返却いたします。

    ■支援内容

     脳の健康改善アプリの利用において、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針(BHQ Actions)」**を網羅した初のスマートフォンアプリである、『Braincure』β版を提供いたします。BHQ Actionsに沿った日々のアクティビティー(健康管理、運動、社会生活、食事、睡眠休息、学習、環境)を入力することにより脳の健康状態を推定する推定BHQのスコアを算出することができます。さらに、BHQ Actionsに沿った脳を健康にするための情報を提供することにより、運動量の調整、食事改善、ストレス低減に向けたアクションを促し、アプリユーザーの脳の健康維持増進のサポートを予定しています。

    「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」(BHQ Actions )を
    網羅した初のスマートフォンアプリ 「Braincure」
    スマートフォンアプリ『Braincure』

     

    ■本研究への支援を通じた将来的な取組

     本研究成果を踏まえて、アプリ機能を改善の上、2023年12月に全米で正式版提供開始し、順次、アジア諸国等でビジネス展開を推進する予定です。地域のニーズやライフスタイルに合わせたサービス提供を通じて、さらなる脳の健康増進に貢献してまいります。

    ■研究紹介ページ

    https://www.bi-lab.org/projects/cross-culture

    ■お問い合わせ先

    一般社団法人ブレインインパクト BHQプロジェクト事務局
    bhqproject_inquiry@bi-lab.org

     

    *BHQとは、
    内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。

    **BHQ Actionsとは、
    脳科学の専門家であるBHQプロジェクトメンバーが中心となり、脳の健康維持や向上に有効であることが学術的に示されている生活習慣や心理特性から、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」として抽出された行動指針です。

    ◆会社概要
    企業名 :BHQ株式会社
    代表者 :川森 雅仁
    本社所在地:埼玉県 さいたま市北区 奈良町 90番地7
    設立:2019年5月
    URL :https://www.bhq.co.jp/
    事業内容:脳情報に関わるコンサルティングサービスの提供

     

  • 2023.07.27

    BHQ社とベスプラ社、脳を健康にするための行動指針BHQ Actionsを網羅した初のスマートフォンアプリ『Braincure』β版を9月より米国で提供開始

    ~BHQ Actionsに基づく活動の管理機能や、脳の健康状態の可視化機能により、
    アプリユーザーの脳の健康の維持・増進をサポート~

    報道関係者各位

    2023年7月27日
    BHQ株式会社
    株式会社ベスプラ

    (PDF版はこちら)

     BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役:川森 雅仁)は、国際標準化された脳の健康指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)*を活用し、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」(BHQ Actions)**を網羅したスマートフォンアプリ『Braincure』β版を、株式会社ベスプラ(東京都渋谷区、代表取締役社長:遠山 陽介)と連携して、2023年9月より米国カリフォルニア州で提供開始することをお知らせします。

     

    「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」(BHQ Actions )を
    網羅した初のスマートフォンアプリ 「Braincure」

    スマートフォンアプリ『Braincure』

     

    ■脳の健康維持増進のための行動変容を促すスマートフォンアプリ『Braincure』とは

     『Braincure』は「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」(BHQ Actions)を網羅した初のスマートフォンアプリです。BHQ Actionsに沿った日々のアクティビティー(健康管理、運動、社会生活、食事、睡眠休息、学習、環境)を入力することにより脳の健康状態を推定する推定BHQのスコアを算出することができます。さらに、BHQ Actionsに沿った脳を健康にするための情報を提供することにより、運動量の調整、食事改善、ストレス低減に向けたアクションを促し、アプリユーザーの脳の健康維持増進のサポートを予定しています。

    ■『脳にいいアプリ』の4大機能に加え、BHQ Actionsに基づいた新機能を搭載

     『Braincure』は、ベスプラ社が開発し、すでに日本国内の自治体やスポーツクラブとの実証でも用いられている「脳にいいアプリ」における「歩く」「食事」「脳トレ」「推定BHQ」の4大機能に加え、人とのかかわりを問う「社会生活」の項目、睡眠状況やストレス状態を問う「睡眠休息」の項目、住環境や自然とのふれあいなどを問う「環境」の項目が追加され、総合的に推定BHQスコアを算出することが可能になりました。さらにBHQ Actionsに基づいた情報提供機能も今後追加することにより、アプリユーザーの行動変容に向けたサポート機能を強化する予定です。

    ■『Braincure』による従業員の健康維持促進効果の実証に参加いただける団体・企業を募集

     2023年9月より米国カリフォルニア州で日系企業駐在員の方を対象に『Braincure』β版テストを実施します。駐在員の健康管理に課題をもつ企業様など、従業員の健康維持促進効果を実証したい団体・企業連携先を募集しております。

    ■2023年12月にグローバルで正式版をリリース予定

     2023年9月から実施する『Braincure』β版テストを通じて、アプリユーザーからのフィードバックをもとに本アプリ機能を改善の上、2023年12月に全米で正式版提供開始し、順次、アジア諸国等でビジネス展開を推進する予定です。地域のニーズやライフスタイルに合わせたサービス提供を通じて、さらなる脳の健康増進に貢献してまいります。

     

    *BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。

    **BHQ Actionsとは脳科学の専門家であるBHQプロジェクトメンバーが中心となり、脳の健康維持や向上に有効であることが学術的に示されている生活習慣や心理特性から、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」として抽出された行動指針です。

     

    ◆会社概要
    企業名 :BHQ株式会社
    代表者 :川森 雅仁
    本社所在地:埼玉県 さいたま市北区 奈良町 90番地7
    設立:2019年5月
    URL :https://www.bhq.co.jp/
    事業内容:脳情報に関わるコンサルティングサービスの提供

    企業名:株式会社ベスプラ
    代表者:遠山 陽介
    本社所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目18-10 エクサスペース3C
    設立:2012年4月
    URL :https://bspr.co.jp/
    事業内容:ITサービス事業、システム受託事業

  • 2023.07.27

    BHQ Corp. and bspr Inc. to Release First Smartphone App “Braincure” Beta Version Encompassing BHQ Actions for Brain Health, in the United States in September

    ~ Supports Brain Health Maintenance and Enhancement for App Users through BHQ Actions’ Activity Management and Brain Health Visualization ~

    July 27, 2023
    BHQ Corp.
    bspr Inc.

    (PDF version)

    BHQ Corp. (Saitama City, Saitama Prefecture, CEO: Masahito Kawamori), in collaboration with bspr Inc. (Shibuya-ku, Tokyo, CEO: Yosuke Toyama), is pleased to announce the release of the beta version of the smartphone app “Braincure” that utilizes the internationally standardized brain health index BHQ (Brain Healthcare Quotient)* and encompasses “18 Guidelines for Your Brain Health” (BHQ Actions)**, in California, USA from September 2023.

     

    The first smartphone application “Braincure” covering 
    “18 Guidelines for Your Brain Health” (BHQ Actions)

    ■ “Braincure” – empowering behavioral changes to maintain and improve brain health

    “Braincure” is the first smartphone app to include BHQ Actions. By inputting daily activities aligned with BHQ Actions (healthcare, exercise, social life, diet, rest, learning, environment), users can estimate their brain health conditions through the calculated BHQ score. Furthermore, the app will provide brain health information based on the BHQ Actions and encourage actions to exercise, improve diet, and reduce stress to help users maintain and improve brain health.

     

    ■ New features based on BHQ Actions complement core functions of “Brain health maintenance app”

    In addition to the four main features of the “Brain health maintenance app” developed by bspr Inc. – “Walking”, “Diet”, “Brain Training”, and “Estimated BHQ” – “Braincure” has added new features based on BHQ Actions, including “Social Life” to inquire about interactions with others, “Rest” to assess sleep conditions and stress levels, and “Environment” to explore living environment and interactions with nature. These additional features allow for a comprehensive calculation of the estimated BHQ score. In the future, we plan to add the feature of providing information based on BHQ Actions to help app users change their behavior.

     

    ■ Calling for Organizations and Companies to Participate in the Demonstration of Employee Health Promotion with “Braincure”

    We will conduct a beta test of “Braincure” for expatriates of Japanese companies in California, U.S.A. from September 2023. We are calling for organizations and companies that wish to participate in the beta test to demonstrate the effectiveness of “Braincure” in maintaining and promoting employee health, such as companies that have challenges in managing the health of their expatriate employees.

     

    ■ Official global launch anticipated for December 2023

    Following the beta testing phase, we will improve the functionality of the app based on user feedback, leading to an official nationwide launch in the United States in December 2023. We plan to expand our services to Asian countries and other regions. By providing services tailored to regional needs and lifestyles, we aim to further contribute to the enhancement of brain health.

    * BHQ was developed as a result of the latest brain science research by brain scientists and medical professionals, led by Yoshinori Yamakawa (Director of Brain Impact, Kyoto University Project Professor), under the Cabinet Office ImPACT Yamakawa Program, and has been approved as an international standard.

    ** BHQ Actions are behavioral guidelines derived from lifestyle habits and psychological characteristics scientifically proven by the BHQ project members, who are specialists in neuroscience. They are considered effective for maintaining and improving brain health and comprise “18 Guidelines for Your Brain Health.”

     

    Contact

    Company Name: BHQ Inc.
    Representative: Masahito Kawamori
    Headquarters: 90-7 Naramachi, Kita-ku, Saitama City, Saitama Prefecture, Japan
    Established: May 2019
    URL: https://www.bhq.co.jp/
    Business: Providing consulting services related to brain information.

    Company Name: bspr co., ltd.
    Representative: Yosuke Toyama
    Headquarters: 3C Exa Space, 5-18-10 Jingumae, Shibuya-ku, Tokyo, Japan
    Established: April 2012
    URL: https://bspr.co.jp/
    Business: IT service and system contracting

  • 2023.06.23

    『自治体・公共week2023』に5社と共同で脳の健康に関する自治体向けサービスを出展!

    (PDF)『自治体・公共week2023』に5社と共同で脳の健康に関する自治体向けサービスを出展!

    BHQ株式会社は、2023年6月28日(水)から30日(金)まで、東京ビッグサイトにて開催される「自治体・公共 Week 2023」に、脳の健康状態を数値化するBHQ(Brain Healthcare Quotient)※1技術に関連するサービスをパナソニックホールディングス株式会社、コクヨ株式会社、セントラルスポーツ株式会社、株式会社松栄堂、株式会社ベスプラの計5社の企業と共に出展いたします。
    ※1 BHQ(Brain Healthcare Quotient):MRI計測により、脳の健康状態をわかりやすい数値で示す、国際標準に承認されている指標。脳の健康状態を数値で示すことで、病気になる前の健康なうちから、人々が脳の健康を管理できるように、内閣府ImPACT山川プログラムにて開発されました。

    自治体・公共 Week 2023 出展概要
    今回、BHQ株式会社では推定BHQサービス、BHQドック、BHQ Actions※2に関する計8つのコンテンツを出展します。BHQ株式会社は自治体向けに測定だけでなく、改善サービスも提供し、地域住民の脳の健康状態の維持・向上をご支援します。
    ※2 BHQ Actions:脳科学の専門家であるBHQプロジェクトメンバーが中心となり、脳の健康維持や向上に有効であることが学術的に示されている生活習慣や心理特性に関する文献から、楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針を抽出したものです

    展示コンテンツ一覧
    《 推定BHQサービス関連コンテンツ 》
    展示コンテンツ①:表情からのBHQ推定(パナソニックホールディングス株式会社)
    表情からの推定BHQ計測は顔映像から感情スコアを算出した上で、BHQ を推定することで、短時間で簡易にBHQ の可視化体験を提供します。

     

    展示コンテンツ②:日々の行動からのBHQ推定(株式会社ベスプラ)
    株式会社ベスプラでは「脳にいいアプリ」の歩数・脳トレ・食事の記録からBHQ を推定する機能を開発しました。これにより、スマートフォンでのご自身のBHQ モニタリング体験を提供します。

     

    《 BHQドック関連コンテンツ 》
    展示コンテンツ③:BHQドックレポート(BHQ株式会社)
    BHQ株式会社では、一人一人の脳の健康状態や、個性や強みに関連する脳領域の状態をMRIで可視化し、ライフスタイルに役立てたり、健康増進に向けたりするための指標として活用できるBHQドックサービスを展開しています。現在、全国で20拠点以上の病院と連携し、サービスを提供しています。

    《 BHQ Actions関連コンテンツ 》
    展示コンテンツ④:顔ヨガシステム(パナソニックホールディングス株式会社)
    顔ヨガシステムは楽しみながら脳を活性化させ、表情筋を鍛えることによる美容効果と笑顔づくりによる心理効果を狙った、新しい美容・健康体験を提供します。
    【関連するBHQ Actions】

    展示コンテンツ⑤:脳にいいアプリ(株式会社ベスプラ)
    脳にいいアプリには、通知、歩数、食事、脳トレ、評価の機能があります。また、人工知能を搭載しており、活動内容を学習してその人に最適な活動を提供します。
    【関連するBHQ Actions】

    展示コンテンツ⑥:しゅくだいやる気ペン(コクヨ株式会社)
    しゅくだいやる気ペンは、えんぴつに取りつけた装置から勉強への取り組みを分析し、見える化する学習体験を提供します。
    【関連するBHQ Actions】

    展示コンテンツ⑦:フィットネス体験(セントラルスポーツ株式会社)
    ご自宅で座ったまま気軽にできる「健康イス体操」の映像レッスンを提供します。
    【関連するBHQ Actions】

     

    展示コンテンツ⑧:香りカード(株式会社松栄堂)※非売品
    香りカードは、学習によって脳の健康に貢献することを目的に考案され、複数の香りをかいだ後に同じ香りのするカードを当てる学習体験を提供します。
    【関連するBHQ Actions】

     

    ▼「自治体・公共Week 2023」 概要
    会期:2023年2023年6月28日(水)~6月30日(金)10:00~17:00
    会場:東京ビッグサイト(東展示棟)
    入場方法:事前登録にて入場料無料
    公式サイト:https://www.publicweek.jp/ja-jp.html

    ■お問い合わせ先
    BHQ株式会社
    bhq_contact@bi-lab.org 

    <ご参考>
    ==================
    BHQ株式会社(https://www.bhq.co.jp/
    事業内容:
    ・内閣府ImPACT山川プログラムにおいて開発された脳の健康指標BHQを基盤として、コンソーシアムを運営。(40社の民間企業及び10の自治体や大学が参加。)
    ・MRIを保有する37の大学、病院にBHQドックシステムを提供。

  • 2023.06.22

    BHQを活用した脳の健康プログラムが京都府久御山町にて導入されました

    報道関係者各位

    2023年6月21日

     

    BHQ株式会社

    一般社団法人ブレインインパクト

    株式会社ベスプラ

     

     

    脳にいいアプリを活用した

    『脳の健康状態の見える化による健康増進アプリプログラム』

    を京都府久御山町にて導入開始

     

    BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:川森雅仁 以下、BHQ社)は、株式会社ベスプラ(東京都渋谷区、代表取締役社長:遠山陽介 以下、ベスプラ)および一般社団法人ブレインインパクト(京都府京都市、理事長:山川義徳 以下、ブレインインパクト)と連携し提供する『脳の健康状態の見える化による健康増進アプリプログラム』が、この度久御山町(京都府久世郡、町長:信貴康孝)の町民向け事業にて導入されました。

     

     

    図1.山川義徳京大特命教授(左)と信貴康孝久御山町町長(右) 記念写真

     

    BHQ社は、ブレインインパクトが主導するBHQプロジェクトおよびベスプラと連携し脳の健康状態を数値化するBHQ(Brain Healthcare Quotient)*1 技術を用いて、「脳にいいアプリ 推定BHQ機能」と「BHQドック」*2を活用し、脳の健康状態の見える化や、脳の健康に向けた行動の支援を通して、ユーザの脳とからだの健康行動を支援する『脳の健康状態の見える化による健康増進アプリプログラム』を地方自治体や企業・健康保険組合などの団体様に提供しております。

     

    この度、京都府久御山町の「脳にいいことはじめましょう」事業*3にて、本プログラムが導入され、久御山町の住民の皆様向けにベスプラの「脳にいいアプリ 推定BHQ機能」の利用に向けた登録が開始されました。

     

     本プログラムの導入開始に伴い、久御山町では2023年 6月17日(土)にBHQプロジェクトを主導する山川 義徳 京都大学特命教授による住民を対象としたセミナーと事業の説明が開催され、脳の健康に関心を持つ多くの町民が事業へ参加いただきました。

     

    ■脳科学に基づいた脳の健康維持アプリ『脳にいいアプリ』とは

     

     

    認知症研究における世界的権威のカロリンスカ研究所が実施した研究をベース(*)に開発された、運動・脳トレーニング・食事の複合的な活動が管理できる完全無料の健康アプリです。

     (*)食事指導・運動指導・認知トレーニング・生活スタイル指導などを組み合わせることが、軽度の認知機能障害進行の抑制に有効であることを世界で初めて証明した研究

     「歩いて運動」「隙間時間に脳トレーニング」「脳に良い品目を食べる」ことで、簡単に脳と体の健康維持が行えます。本アプリは東京都や内閣府ImPACT BHQ2017科学者審査員賞など数多くの受賞歴があります。

     また本アプリを通じて、家族と写真や動画の共有をしながら健康管理もできる「家族サイト」サービスも展開しております。(家族サイトの費用は、1家族あたり1カ月500円となります)

     

    *1 BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。

     

    *2 「BHQドック」は、MRIで撮像した画像からBHQ技術を用いて、一人一人の脳の健康状態や、個性や強みに関連する脳領域の状態をチェックし、ライフスタイルに役立てたり、健康増進に向けたりするための指標として活用できるサービスです。

     

    *3久御山町事業の詳細につきましては、以下のリンクを参照ください。

    https://www.town.kumiyama.lg.jp/0000005094.html

     

    お問い合わせ先

    BHQプロジェクト事務局

    問い合わせ先:bhq_contact@bi-lab.org

     

    <ご参考>

    ==================

    株式会社ベスプラ(https://bspr.co.jp

    ・認知症予防に向けた脳の健康維持アプリ「脳にいいアプリ」を提供

    ・運転免許更新時の認知機能検査が手軽に試せる運転免許の認知機能テストを提供

    ・家族の健康管理+写真や動画共有ができる家族SNS「家族サイト」を提供

     

    一般社団法人ブレインインパクト(https://www.bi-lab.org/)

     一般社団法人ブレインインパクトは脳の健康管理指標BHQに関連する各種取り組みについての国際標準化活動を推進すると共に、脳情報のデータベースを公的共用リソースとして提供しています。今回の研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。ブレインインパクト理事長の山川は以下役職も兼務しています。

    ・東京工業大学科学技術創成研究院バイオインターフェース研究ユニット特定教授

    ・京都大学ブレインヘルスケア・ビジネスエコシステム寄附講座特命教授

    ・神戸大学産官学連携本部客員教授

     

    BHQ株式会社(https://www.bhq.co.jp/

    事業内容:

    ・内閣府ImPACT山川プログラムにおいて開発された脳の健康指標BHQを基盤として、

    コンサルティングサービスの提供及び異業種のコンソーシアムを運営。(32社の民間企業及び10の自治体や大学が参加。)

    ・37のMRIを保有する大学、病院にBHQドックシステムを提供。

     

     

     

  • 2023.03.30

    BHQドックが神奈川県の「ME-BYO BRAND」に認定されました。

    報道関係者各位

     

    2023年3月28日

    BHQ株式会社

     

    BHQドックが神奈川県の「ME-BYO BRAND」に認定されました。

    BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:川森 雅仁)が提供するBHQドックが、2023年3月28日、神奈川県が県民の未病改善の促進及び未病産業の市場拡大に向け、未病の見える化や未病の改善につながる優れた商品・サービスを認定する「ME-BYO BRAND」に認定されました。

    「BHQドック」は、MRIで撮像した画像から脳の状態を数値化するBHQ(Brain Healthcare Quotient)*技術を用いて、一人一人の脳の健康状態や、個性や強みに関連する脳領域の状態を可視化し、ライフスタイルに役立てたり、健康増進に向けたりするための指標として活用できるサービスです。

    *BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。

     

    本件に関して、2023年4月18日(火)に、神奈川県庁にて神奈川県知事より認定証が授与される認定賞授与式へも参加予定となります。

    (詳細:神奈川県庁発表資料

    BHQ株式会社では、BHQ技術を用いて脳情報を活用し、個性を生かしたライフスタイルの実現や、脳の健康促進に向けたドックの提供により、多くの人が健康に生き生きと暮らすことができる社会の実現に貢献してまいります。

     

     

     

  • 2023.03.08

    脳の健康状態・個性がわかるBHQドックを バリューHRの福利厚生サービス 「バリューカフェテリア®」で提供開始

    報道関係者各位

    (PRtimesのリンクはこちら)
    2023年3月8日
    BHQ株式会社

    BHQ株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:川森 雅仁)は、2023年3月8日、株式会社バリューHRが運営する「バリューカフェテリア®」(2022年12月時点 ユーザ数175万人)内のカフェテリアプランをご契約されている健康保険組合・企業様向けに会員様限定価格で脳の健康状態や個性をチェックできるBHQドックの提供を開始いたしました。

    「BHQドック」は、MRIで撮像した画像から脳の状態を数値化するBHQ(Brain Healthcare Quotient)*技術を用いて、一人一人の脳の健康状態や、個性や強みに関連する脳領域の状態を可視化し、ライフスタイルに役立てたり、健康増進に向けたりするための指標として活用できるサービスです。
    *BHQは、内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。

    バリューHRの「バリューカフェテリア®」内のカフェテリアプランは一人ひとりの健康行動を支援する約23,000点以上の商品・サービスをご利用いただけます。この度提供開始する「BHQドック」は、東京、名古屋、大阪、福岡などの都市部を中心とした全国の医療機関でご利用いただくことが可能となっております。対象の医療機関は順次拡大予定です。

    また、今回の提供開始キャンペーンとして株式会社ベスプラが提供している脳の健康増進を支援するスマートフォンアプリ「脳にいいアプリ」の推定BHQサービスをカフェテリアプラン会員様の内、先着100名様に無償で提供いたします。
    推定BHQサービスは、AIを用いて「脳にいいアプリ」の利用結果からBHQを推定することで、日々の脳の健康状態を可視化し、利用者の健康促進をサポートするサービスです。

    BHQ株式会社では、BHQ技術を用いて脳情報を活用し、個性を生かしたライフスタイルの実現や、脳の健康促進に向けたドックの提供により、多くの人が健康に生き生きと暮らすことができる社会の実現に貢献してまいります。 

    お問い合わせ先
    BHQ株式会社
    問い合わせ先:bhq_contact@bi-lab.org

     

    <ご参考>
    ==================
    BHQ株式会社(https://www.bhq.co.jp/
    事業内容:
    ・内閣府ImPACT山川プログラムにおいて開発された脳の健康指標BHQを基盤として、コンソーシアムを運営。(40社の民間企業及び10の自治体や大学が参加。)
    ・37のMRI保有する大学、病院にBHQドックシステムを提供。

    株式会社バリューHR(https://www.valuehr.com/
    事業内容:
    ・自社開発したバリューカフェテリア®システムで、健康情報のデジタル化サービス、各種健康管理サービス(健診予約、健診結果管理、特定保健指導、カフェテリアプランなど)をワンストップで提供。
    ・健康経営・データヘルス支援サービスの提供。
    ・健康保険組合の新規設立支援、事務運営に係わるBPOサービスの提供。

    株式会社ベスプラ(https://bspr.co.jp
    ・認知症予防に向けた脳の健康維持アプリ「脳にいいアプリ」を提供。
    ・運転免許更新時の認知機能検査が手軽に試せる運転免許の認知機能テストを提供。
    ・店舗のお得なタイムセールを近くにいる人へ配信するサービス「TheTIMESALE(ザ・タイムセール)」を提供。
    ・個人向け紙電子化+紙データストレージWEB サービス「紙スキャン」を提供。

  • 2020.08.06

    BHQ株式会社、コロナ禍における脳の健康を実現する「BHQドック」トライアルを開始

    ~コロナ疲れや在宅ワークによる運動不足について、脳へのリスクをデジタルチェック~

    (PDF版はこちらBHQpress20200806

     

    BHQ株式会社(社長:川森雅仁)は、世界で初めて脳の健康を実現する「BHQドック」のトライアルを開始します。

    本サービスは、一般社団法人ブレインインパクトの監修のもと、国際標準規格(H.861.1)に準拠した脳の健康管理指標BHQ(Brain Healthcare Quotient)を用いて開発され、脳ドック検診者に対して、脳の健康状態をわかりやすい数値で伝えるとともに、脳の健康の維持向上につながる情報を提供します。コロナ禍におけるストレスの蓄積や運動不足に対して、脳へのリスクをデジタル画像処理により解析し、脳の健康状態が把握できるものです。実施にあっては、感染症対策が十分なされたMRI(Magnetic Resonance Imaging)保有の病院と連携するため、安心してご利用いただけます。

    今後も当社は、医療従事者や利用者の声をもとにサービス改善を行い、人々の脳の健康増進により一層貢献していきます。

     

    【BHQドック サンプルレポート】

    【背景】
     日本人の死因上位にある脳卒中、高齢化に伴う認知症患者の増加、ストレス社会における鬱病など、現代の日本ではこれらの脳精神疾患の罹患率が急増しており、重要な社会問題となっています。さらには、新型肺炎COVID-19による外出自粛や社会活動の低下、将来に対する不安などにより、私たちの脳と心は大きな影響を受けています。
     こうした中で、BHQと年齢・肥満・食事など様々な因子との関係性が明らかになっています。例えば、メタボリックシンドロームの方の脳はBHQが有意に低下していることが示されています。また、疲労があるとBHQが低下し、そこにストレスが加わることでさらに低下することなども明らかになっています。一方、低下したBHQは、好奇心の減退や認知機能の低下、さらに仕事への意欲を減らすことなども明らかになっています。コロナ渦により新しい生活様式が求められる今、まさにこれらの研究成果の活用が求められています。

    【特長】
    1. 知能指数(IQ)のように誰にでもわかり易い
    MRIの画像データをデジタル処理することで、個々の脳の健康状態を数値化します。毎年受診することで経年変化の確認や、同年代との違いを知ることができます。
    2. 異なる脳機能の健康状態がわかる
    脳は、部位によって異なる機能を有していることが知られています。この知見に基づいて、認知制御関連、社会性関連、モニタリング関連の脳の健康状態をチェックすることが可能となっています。
    3. 脳の健康によい情報を提供
    すでに様々な研究が進められており、無理のない改善アドバイスを選択することが可能です。これにより、脳の健康管理をはじめ、心身共に健康な生活の実現を支援します。

    【参考】
    1.H.861.1 (ex H.MBI-BHQ); “Requirements on establishing brain healthcare quotients” 2018.3
    2.Nemoto K., Oka H., Fukuda, H., Yamakawa, Y. “MRI-based Brain Healthcare Quotients: A bridge between neural and behavioral analyses for keeping the brain healthy” PLoS ONE. October 2017 12(10):e0187137
    3.Kokubun K., Nemoto K., Oka H., Fukuda H., Yamakawa Y., Watanabe Y, “Association of fatigue and stress with gray matter volume” Front Behav Neurosci. 2018 Jul 24;12:154
    4.Kokubun K, Yamakawa Y, Hiraki K. “Association of behavioral ambidexterity with brain health” Brain Sci. 2020. 10, 137.
    5.Kokubun K, Nemoto K, Yamakawa Y. “Fish intake may affect brain structure and improve cognitive ability in healthy people” Front. Aging Neurosci. 20 March 2020
    6.Kokubun, K., Ogata, Y., Koike, Y., & Yamakawa, Y. (2020). Brain condition may mediate the association between training and work engagement. Scientific Reports, 10(1), 1-13.

    【本件に関するお客さまからのお問い合わせ先】
     BHQ株式会社 広報担当
     TEL: 048-665-5265
     Mail: bhq@bi-lab.org
     公式HP: https://www.bhq.co.jp/

     ※記載されている社名および製品名は、BHQ株式会社及び一般社団法人ブレインインパクトの商標または登録商標です。
     ※本サービスは、トライアル段階にありますので診断や治療に確実に活⽤できる段階のものではないことをご理解下さい。
     ※本サービスには医療機器ではありません。疾病の診断、治療、予防の目的ではご使用いただけません。