BHQニュースレター Brain Healthcare Quotient 2020年1月
新年明けましておめでとうございます。皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。また、旧年中はひとかたならぬご厚情を頂きありがとうございます。2020年も脳健康指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)の研究開発・ビジネス活用に尽力したいと思います。
BHQ動向 第4回BHQコンソーシアム
先月12月19日に第4回BHQコンソーシアムが東京港区芝公園の一般社団法人情報通信技術委員会の会議室で開催されました。現在39社の方々がBHQコンソーシアムに参加されており、当日は50名超の方々が参加され、なかなかの盛況でした。会合では、昨年新たに参加された企業の方々も含め、BHQの活用計画や期待についてコメントがあり、新たなBHQの活用の仕方が発表され、BHQの新たな利用の仕方についての発想のヒントとなったり、会議後の懇親会では、多くの企業同士で名刺交換がなされ、異業種間での協業の可能性も大いに感じられました。
来る3月10日(火)には今年度最終回の第5回が開催されますので、奮ってご参加ください。最終回では今年度新たにMRI撮像データから得られたBHQデータと400問近い質問紙との分析レポートが発表される予定です。新たに参加希望の方はこのメールでご希望をお伝えいただけましたら、参加申し込み手続きをお伝えいたします。(既にBHQコンソーシアムにご参加の企業の方々には別途開催通知をさせて頂きます)
さらには2021年度もBHQコンソーシアムを継続開催予定ですので、予算確保をよろしくお願い致します。継続加入20万円、新規加入30万円(消費税は別途賦課)となります。
近況 (山川 義徳)
昨年、特定の商品・サービスを利用することにより、BHQの値がどう変化するかについて個別に検証プロジェクトを進めさせて頂いたり、また今年の1月からは、BHQを顧客向けに提供するサービスモデルの検証プロジェクトを開始したりするなど、BHQの社会実装に向けて具体的に動き始めることができつつあります。さらに、スマートフォンを活用して簡単な質問に回答することにより、BHQの推計値を提供するアルゴリズムも開発し、順次提供していく予定ですので、より多くの方にBHQを使って頂く機会になればと考えております。
山川 義徳(やまかわ よしのり)
一般社団法人ブレインインパクト 理事長
元内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT) 山川プログラム プログラムマネージャー
東京工業大学 科学技術創成研究院 バイオインターフェース研究ユニット 特定教授
京都大学 産官学連携本部 産業創出学共同研究部門 客員教授
株式会社NTTデータ経営研究所 情報未来イノベーション本部 先端技術戦略ユニット シニアマネージャー